水を一切加えないこだわりの純黒糖みつ
さとうきびの搾り汁以外、一切何も加えない、ここだけの純黒糖みつです。
奄美きょら海工房では、奄美大島産のさとうきびを100%使い
新鮮な純黒糖を食べて欲しいという想いから、一年を通して黒糖作りをしています。
作っているのは笑顔がまぶしい『島のお父さんたち』。
ぶきっちょだけど、大きな厚みのある手で、さとうきびを植えたり
自分たちで収穫したり、煮詰めたり、美味しい黒糖を作るのならどんな
苦労も厭わないという想いで、毎日毎日新鮮な純黒糖を作り続けています。
夏場は過酷な黒糖作りの世界
鹿児島市から南へ約380kmに位置する、南の島、奄美大島。
夏にもなると気温もぐんぐん上昇し、過酷な黒糖作りの期間となります。
足元にはハブが潜んでいる可能性があり、夏の空からは太陽の日射しが燦々と照りつけ、収穫作業もとても大変になります。熱中症に気をつけながら30分作業しては休憩してとを繰り返しながらやっとの思いで収穫作業をしていくのです。もちろん休憩の時には自分たちで作った純黒糖で失ったミネラルを補給するのを忘れずに。ひと口でぱくっと糖分やミネラルを補給できる島の純黒糖は働くお父さん達には無くてはならない存在となっています。
黒糖にもいろんな味があります
酸っぱい黒糖、ほろ苦い黒糖、深みのある味わいの黒糖
実は黒糖にもいろいろな味があるのをご存知ですか?
黒糖の原料となるさとうきびは、日当りのいい平地で育ちますが海から吹く潮風や
植えられた場所の日あたりの関係で糖度や風味、味が大きく異なることがあります。
特に、夏の強い日射しは刈り取られた後のさとうきびを酸化してしまい
すぐに絞り出し煮詰めないと酸味のある黒糖ができてしまうことがあります。
奄美きょら海工房では、そんな課題を克服するためにさとうきび畑に使い場所に工房を作り
収穫後すぐに純黒糖を作るようにしています。また、さとうきびから出る大量のアクを丹念に丹念に取り除くことで雑味のない、本当にピュアな純黒糖を作っています。
ここで黒糖を作るのが、さとうきびを刈っていたあの手の大きなお父さんたち。
丁寧なアク取りから、黒糖の状態を見て火加減を調整し、大きな平釜を前に櫂(かい)を操り
決して機械ではできない細かな作業をしていくのです。
魔法をかけたようなおいしさに
いつも食べているお団子も、これまでたくさん食べてきた葛餅も、
純黒糖みつをかけるだけで魔法をかけたような美味しさに。
熟練された職人さんの手によってほどよいまろやかさに仕上げられた
奄美大島産の純黒糖みつを心行くまでお楽しみください。